スタッフ
研究室紹介
不確定性原理などの量子論の原理を積極的に利用し、従来とは全く異なる方法で情報処理を行う技術を量子情報技術と呼びます。 量子情報技術を用いると、
- 量子コンピューター ・・・ 桁違いに速い計算が行える計算機
- 量子暗号 ・・・ 絶対に盗聴不可能な暗号
- 量子通信 ・・・ 効率的な通信
などの実現が可能になると考えられており、情報処理に革新をもたらす最先端技術として注目されています。
本研究室では、このような量子情報技術に関する理論研究を行っています。 また、量子相関など量子論に関する基礎的な理論研究も行っています。 具体的には、
- 量子コンピューター、量子暗号、量子通信の実現
- 量子系の精緻な制御技術の確立
- 様々な物理現象を量子情報の観点から理解
- 従来とは異なる革新的な情報処理技術の創出
- 情報処理における原理的な限界を物理法則のレベルで解明
- 量子論の不可思議な性質の定量的な理解
などを目指し、幅広い理論研究を行っています。
業績紹介
- 片山助教、畠中教授らの解説が講談社ホームページに掲載されました 2024-03-08
- ツァイリンガー教授のノーベル物理学賞受賞に、本学関係者からも喜びの声が上がりました 2022-11-29
- (解説) 量子現象の応用/テレポーテーションとタイムマシン 石坂先生 2020-12-22
- Geometrical self-testing of partially entangled two-qubit states 石坂先生 2020-12-01
- Quantum limit of genuine tripartite correlations by bipartite extremality 石坂先生 2020-11-05