水素化マグネシウムを使った高容量、低分極電圧な全固体リチウムイオン電池負極材料を開発
市川貴之准教授を中心とする研究グループは、全固体リチウムイオン二次電池の負極材料として水素化マグネシウムを、固体電解質として水素化ホウ素リチウムを利用することで、高い性能が得られることを発見しました。
研究のポイントは、以下のとおりです。
- 負極材料に水素化マグネシウム、固体電解質として水素化ホウ素リチウムを利用
- 蓄えられる電気量は、現在多用されているリチウムイオン電池負極材料である黒鉛の約4.4倍
- 分極と呼ばれる充電時と放電時の電圧の差が小さく、充放電サイクルを繰り返しても容量劣化が少ない
詳しくは、プレスリリースをご覧ください。